耳鳴り・難聴

「耳鳴り・難聴」

『ホリスティック鍼灸治療院』院長の「泉 晶(いずみあきら)」です。

今回は、「耳鳴り・難聴」のお話。

さて、まずは、ストレスチェック!

□ いつも耳鳴りがしている。
□ 息苦しくなることがよくある。
□ 夏でも手足が冷える。
□ 消化が悪くて困ることがある。
□ よく下痢、便秘をする。
□ 首や肩が凝る。
□ 冬にひどい汗をかく。
□ ひどい頭痛になることがある。
□ 手足が震えることがある。
□ 気候の変化でからだの調子が変わる。

何個、当てはまりましたか?

ストレスが強い人ほど「耳鳴り・難聴」のリスクが高い

日頃から冷え、下痢や便秘など、自律神経の乱れからくる不調を自覚している人は、強いストレスを受けている可能性があって、当てはまる項目が多いほど、ストレスが強く「耳鳴り・難聴」のリスクが高い人です!

難聴は増加傾向

40歳代半ばから聴力は衰え始め、周囲が騒がしいと声が聞き取りにくい、話を聞き返すということが多くなってきます。

しかし、近年は年代に関係なく難聴を訴える人が増えていて、特に「突発性難聴」や、女性が約8割を占める「急性低音障害型感音難聴」、「メニエール病」が多くなっています。

特に、毎日の生活で、ストレス、寝不足、疲れが日常的になっていると、自律神経の調整機能が低下して、交感神経の緊張が持続してきます。
これは、脳が興奮状態になり、この異常状態を維持しようとする『アロスターシス』と呼ばれる状態です。

「人に触られると、肩が凝っていると言われるけど、自分では、わからないんだよね」って人いますよね。

この人は、まさに『アロスターシス』の状態。

異常な興奮を維持し続けている状態です。

この段階でよく「耳鳴り」や「めまい」を感じるようになります。

そして、この『アロスターシス』もいずれ破綻します。

その結果、「突発性難聴」「メニエール病」「低音部型難聴」を発症したり、さらに、「顔面神経麻痺」「うつ病」「円形脱毛症」「過敏性腸症候群」など多彩な疾患の原因になると考えられるようになってきました。

Case Study「老人性難聴・高音性耳鳴り」

59歳の男性。
1年ほど前から、左耳が聴こえなくなり、2017年10月に、鼻かぜを引いたことをきっかけに、「ピー」「キー」という高音性の耳鳴りが聴こえるようになった。

2017年11月15日から、鍼灸治療を開始しました。
診断 : 老人性難聴
弁証 : 肝腎陰虚 → 肝陽上亢
治法 : 平肝潜陽、滋補肝腎
主な配穴処方例 : 太衝、太渓、三陰交、合谷、中渚、列欠、外関

セルフケアの指導は…
① カルナ・プラナ 温めた『オイルテラ#7』を点耳。
② シロー・アビヤンガ 『オイルテラ#7』で、頭頂~耳~耳の周り~肩先までのオイルマッサージ
③ ガンドゥーシャ(オイル・プディング) キュアリングした太白ごま油(九鬼産業(株))でのうがい
④ 時間のあるときに、「中渚」を軽く押す または、お灸(せんねん灸『奇跡』)。

オージオグラム
オージオメーター(聴力検査)の結果を表にしたのが「オージオグラム」


25dB未満が、「正常」です。
8,000Hz(高音域)が、60dB(日常会話が聞き取れない)なので、診断は『老人性中等度難聴』です。
このデータは、2017年10月21日です。

最新のデータは、2か月後、2017年12月19日です。
このデータを取るまでに、1週間に一度の鍼灸治療とセルフケアを続けてもらいました。

「ベーシック鍼灸」、治療回数は4回です。
高音域が戻り、正常範囲内になりました。

Case Study「突発性難聴」

46歳の女性

突然、左の耳が聞こえなくなり、すぐに近所の病院を受診すると、「突発性難聴」と診断され、大学病院に紹介されました。
大学病院に行くとすぐに入院。ステロイドの点滴療法(ステロイドパルス)が開始されました。
しかし、治療の効果が見られず、回復しないまま、退院をさせられました。
退院後も、ステロイド剤を服用していますが、改善が見られません。
実は、「突発性難聴」の場合、完治が約30%、聴力がある程度回復が約30%、聴力が回復しないが約30%。
つまり、今回は、聴力が回復しないに入ってしまったケースです。
今週(2017年11月末)、初めての鍼灸治療で、左耳の血流が改善され、「こんなに左耳の中が温かいのは初めてです。」と教えてくれました。

セルフケアの指導は…

① カルナ・プルナ 温めたごま油を耳に注ぐ
② シロー・アビヤンガ 頭部のオイルマッサージ
③ ガンドゥーシャ ごま油でのうがい
④ 脊柱のオイルマッサージ

この続きは、また、報告できると思います。

 

「突発性難聴」で困っている方がいたら、時間との勝負なので、すぐに相談してください。
また、時間が経過してしまっている方も、回復するケースがありますので、ぜひ一度、ご連絡ください。

記事 : ホリスティック鍼灸治療院 泉  晶

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